
マイケル・セイラーは4月19日にXで、その象徴的な「オレンジドット」購入シグナルのチャートを投稿し、「もっと大きく考えよう」(Think Bigger)とキャプションを付けた。マイクロストラテジーはSTRC優先株などの金融商品を通じて予備資金として17.6億ドルを調達しており、同社のトレジャリーは現在780,897 BTCを保有している。平均購入単価は1BTC当たり75,577ドル。
(出所:Strategy Tracker)
オレンジドット・シグナルの信頼性は、直近の明確な行動記録に裏付けられている。4月13日、マイクロストラテジーは10億ドル相当のビットコインを購入した。その前の週にはさらに3.3億ドルを投じており、これら2回の買い付けはいずれもオレンジドットのチャートが公開された後48時間以内に完了している。
セイラーは、それ以前のオレンジドット投稿で文字による説明を加えたことがない。今回の「もっと大きく考えよう」の登場により、アナリストは次の購入規模がこれまでのどの回よりも大きくなると予想している。マイクロストラテジーの調達・購入の発表は通常月曜日に行われるため、4月20日(月)が暗号資産市場の注目観測ポイントとなる。
マイクロストラテジーのビットコイン購入資金は、事業収益に依存していない。資本市場におけるレバレッジの仕組みを通じて調達している。同社はSTRC優先株やその他の資本市場ツールを発行して資金を集め、その調達資金をビットコインの購入に直接投入する。資金調達追跡データによれば、現在利用可能な資金として17.6億ドルをすでに確保しており、セイラーはそれを「戦争資金」と呼び、いつでも機動的に動かせるとしている。このモデルは直近の10億ドルの買い付けで既に検証されている。
もう一つの市場シグナルが、タイミング判断をさらに裏付けている。ビットコインの時価総額シェア(BTC.D)は、3日足チャートで重要なレジスタンス水準を突破した。アナリストは、BTC.Dのこうしたブレイクは、しばしばアルトコインからビットコインへ資金が流れるローテーションを伴うと指摘する。大規模にビットコインを買い増す準備を進めるマイクロストラテジーにとって、このような市場流動性の方向性の変化は追い風となるタイミング背景だ。
オレンジドット・シグナルは、セイラーが2020年からX上で定期的に発信しているチャートで、各オレンジドットはマイクロストラテジーの1回のビットコイン購入記録を表している。オレンジドット・チャートが公開された後48時間以内に購入の公告が出るというパターンは、これまで何度も検証されており、暗号資産コミュニティがマイクロストラテジーの買い入れ動向を追跡するうえで重要な指標となっている。今回の「もっと大きく考えよう」の後押しは、オレンジドット・シグナルが登場して以来初めて文字による説明が追加されたものだ。
マイクロストラテジーは「ビットコイン・トレジャリー企業」モデルを採用している。資本市場で優先株(STRCなど)や転換社債などの手段を発行して資金を集め、その資金をビットコインの購入に振り向けるため、従来型の企業が依存する事業キャッシュフローに頼らない。現在、トレジャリーは780,897枚のビットコインを保有しており、平均単価は75,577ドル。保有全体の時価総額は約580億ドルで、世界最大の機関投資家によるビットコイン保有者だ。
マイクロストラテジーは歴史的に、通常月曜日にビットコイン購入計画を発表してきた。一方セイラーは4月19日(日)にオレンジドット・チャートを公開しており、既存の48時間ルールに合致している。購入の公告が予定どおり出れば、さらに「もっと大きく考えよう」が示す異例の規模が加わり、ビットコインの現物市場と機関投資家のセンチメントに対して顕著な触媒効果をもたらす可能性がある。
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